お盆休み前半に八ヶ岳2泊3日テント泊縦走に行ってきた。唐沢鉱泉から赤岳まで、南北に八の字に辿る縦走。初めての八ヶ岳登山でしたが北アルプス全体が見渡せる眺望あり、温泉あり、花あり、北と南で景色の変化あり、山小屋たくさんありと充実の山行でした。
詳細は以下のとおり。長いため、1日ごとに分けての投稿です。
ルート、日時
2019/08/10 (1日目)唐沢鉱泉→天狗岳→根石岳→オーレン小屋(泊)
2019/08/11 (2日目)オーレン小屋→夏沢峠→硫黄岳→横岳→赤岳→行者小屋→赤岳鉱泉(泊)
2019/08/12 (3日目)赤岳鉱泉→オーレン小屋→根石岳→天狗岳→黒百合ヒュッテ→唐沢鉱泉
装備、パーティ
・人数:2人
・ザック重量:1人あたり約13.5kg
主要装備
・テント(ドマドーム)、シュラフ、サーマレストマット、銀マット、ソーラーパフ、ヘッドライト
・プリムスストーブ(ガス110g)、ジェットボイル(ガス)、シェラカップ、500mLコッヘル、コップ、ハイドレーション1.5L、フォーク・スプーン、はし
・フリース上、ダウン上(全く必要なかった)、レインウエア、着替え1泊分
アクセス
・神戸→諏訪IC:阪神高速→名神高速→中央道
・諏訪ICより唐沢鉱泉への下道は途中より悪路の山道となり速度を落としての走行が強いられる。飛び石がものすごい。
・唐沢鉱泉着は7:30頃でお盆休み初日であったが、駐車所の埋まりは7割程度だった。
山行記録詳細【1日目 -2019/08/10】
9:05 -唐沢鉱泉- 出発
8/9 22:30頃神戸を出発し、仮眠も取りながら唐沢鉱泉駐車場に7:30頃到着。周りの登山者が続々と出発していく中、眠すぎるため1時間ほど仮眠を取ってから9:00頃唐沢鉱泉出発。駐車場にはきれいなバイオトイレが備えられていた。
しばらく森の中を歩いて行く。ほとんど無風だが日差しが当たらないのでそこまで暑くない。
11:40 -第二展望台-
森の中を歩いていくと次第に開けて展望台に着く。ここからは今日泊まるオーレン小屋は見えないが、根石岳山荘と赤岳がよく見える。
12:40 -西天狗岳- 静かな山頂で南八ヶ岳を眺める
東天狗岳にはたくさん人がいたが、こちらは人が少なく静かに過ごせる山頂だった。
13:06 -東天狗岳-
山頂でドローンを飛ばしている人がいた。あっという間に硫黄岳山頂あたりまでドローンが到達していてめちゃくちゃスピードが速い。操縦技術も相当上手いようでしたが、プロの方でしょうか。
天狗岳から根石岳へは砂礫の気持ち良い稜線を歩きます。
13:54-根石岳山荘-
根石岳山荘は小さめだけど素朴でゆったりできそうな小屋だった。
小屋にはFree wifiあり!お酒も豊富な種類が取り揃えてあり、メジャールート上にありながら穴場ではないかと思った。
根石岳山荘からは再び森のなかをしばらく歩いていく。緩やかな下りで歩きやすい道。
15:30 -オーレン小屋-
オーレン小屋に少し遅めの到着。
予想通りテン場は混んでいるので受付より先に張る場所を探す。
なんとかそこそこ平らな場所を見つけ、テントを張ってから受付へ。テン泊は1人1,000円。
受付の方にテン泊である旨を伝えるとテントを張る場所があるか心配してくださった。先に張らせて頂いたことを伝えると「よかったぁ~いい場所張れたー??」と言ってくれる、とっても親切で丁寧な方であった。
夕食は軽く冷凍して持ってきたステーキ、アルファ米、コーンスープ。
ステーキは見た目も香りもやはりテンションが上がる。兵庫で売られているさつま姫牛を奮発。味は言うまでもなく最高で、小屋で購入したビールと一緒にいただく。
夕食後、18時前に小屋の風呂(有料:1000円)に入る。風呂は17時からとのことで、第一陣は混むと予想し少し時間をずらしたら男湯は難なく湯舟に浸かることができた。
4人ほどは入れるサイズの浴槽。温度調節はバルブを開けて水を入れるかボイラーからの熱湯を入れるタイマーの設定で行う。
シャワーからは水しか出ないが、これはそういう仕様だと書いてあった。湯舟でぬくもることができるので今回のような夏場なら個人的にはまったく問題ない。
20時に就寝。テン場は皆早めの就寝で静かな夜を過ごせた。
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