鉢伏山-信州の里山- (扉温泉~鉢伏山山頂ピストン)[2022年9月17日]

登山・キャンプ

美ヶ原と霧ヶ峰の間にある鉢伏山に登りました。

松本市、塩尻市、岡谷市にまたがり、松本平と北アルプスを一望できる山です。

鉢伏山荘まで車で登って15分ほどで登頂することもできる山ですが、今回は扉温泉から3時間ほどかけて登るルートをピストンしました。

この山行のポイント

・美ヶ原、北アルプス、松本平、諏訪湖などが見える山頂付近の大展望

・中腹まで沢沿いを歩き、日陰も多く気持ちの良い整備された登山道

 

 コース(3D鳥瞰図)

(クリックで拡大、カシミール3Dにて作成)

ルート

〇2022年9月17日(土)

 

到着 出発 ポイント
8:50 扉温泉
11:47 11:50 鉢伏山頂
11:53 12:37 展望台
13:04 13:20 鉢伏山荘
15:20 扉温泉

山行詳細

全体的によく整備された登山道でしたのであまり特記すべき事項がないのが正直なところですが、その割に土曜日にも関わらずすれちがった登山者が1人だけでしたので静かな山歩きが楽しめます。

 扉温泉登山口

松本市街から美ヶ原方面を車を走らせること約30分ほどで扉温泉に着きます。

登山口は明神館を過ぎて少し行ったところにあり、駐車スペースが3~4台分あります。

この先は通行止めになっており、そこまでの道も幅が広い箇所があり駐車するスペースはあります。

駐車スペースは限られますが、登山者が少ないので停められないことは少ないのかなという印象です。

登山口の標識

登山口近くの駐車スペース 左側が扉温泉で右に行くと通行止めに突き当たる

登り始めは少し荒れた里山なのかと思う道なのですが、すぐに歩きやすい道となります。

登り始めてすぐに白樺林を伐採している箇所を通ります。

登山口近くの白樺林

 わさび沢

歩いて10分ほどで沢に合流します。

ここからは1時間ほど沢沿いの道を歩きます。途中で沢から離れる箇所がありますが、後に再合流します。

日陰になっていて涼しく、沢の音が気持心地よく聞こえて気持ちよく歩けます。

何か所か道が少し細くて崖下の沢への転落に注意したい箇所はありました。

わさび沢に合流する地点 奥の橋は登山道ではなく、写真手前側に進む

沢沿いは苔むした道が多く、苔観察にも良さそうな場所です。

沢沿いは苔むした道が続く

沢の水量が豊富

倒木が多くキノコがたくさん生えていた

中腹からはトリカブトが咲いていた

 わさび沢分岐~鉢伏山頂

わさび沢を離れてからはくねくねと曲がった尾根を登っていきます。

眺望はしばらくないですが、カラマツ林に入ってしばらく歩くと木の間から美ヶ原や北アルプスが望めます。

山と高原地図2022には反映されていませんでしたが、尾根をほとんど登り切ったところに長野県消防防災ヘリ事故の慰霊碑へと続く道の分岐があります。

わさび沢を離れてほどなくして現れる道標

カラマツ林

消防防災ヘリ事故慰霊碑の分岐

この日は雲もかからず、鉢伏山の絶景を楽しめる日でした。

尾根を登り切ったところで絶景が望める 美ヶ原王ヶ頭方面

北アルプス方面

槍ヶ岳もよく見える

鉢伏山荘を経由し、車で訪れた人も増えたゆるやかな登りを行くと山頂に着きます。

鉢を被せたような形状からきている山名から想像できるようにゆるやかな傾斜で山頂らしさはあまりありません。この先の展望台の方が景色が良いです。

鉢伏山頂 そっけない感じ

山頂から3分ほど歩くと展望台に着きました。ここにもなぜか”鉢伏山頂”と書いてあります。どういうことか分かりません。。

展望台

展望台からは諏訪湖も良く見え、雲がかかっていましたが富士山も見えました。

松本~塩尻~諏訪の町や山の様子がよく観察できて楽しめる山です。

山座同定をするのも楽しいでしょう。

展望台から諏訪方面を見る

鉢伏山荘

写真は撮りませんでしたが、帰りに鉢伏山荘に寄ってお手洗いをお借りしました。

使用料\200、登山協力金\300でポストに入れます。

すばらしい景色の山頂近くにきれいなお手洗いを整備されていますので、気持ちよくお支払いして使用しましょう。

まとめ

隣の美ヶ原と比べると人が非常に少ないにも関わらず、景色は負けていないかむしろ鉢伏山の方がよいのではないかと思える絶景で最高の山でした。

車で鉢伏山荘まで行けば20分ほどで山頂の景色を楽しめるので軽めのハイキングにも最適です。

近隣の人はもちろん、観光で来られる方にもお勧めしたい山です。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました